高血圧と腰痛

高血圧と腰痛

高血圧の人には、腰痛を訴える方が多いようです。
高血圧と腰痛症状は関係があるとすれば、それを理解しておく事は、腰痛予防の為にも、また、高血圧予防の為にも良い事だと思います。

高血圧は、年配の方に多くみられる症状ですが、飲酒や喫煙、塩分の摂り過ぎ、ファストフードのような脂分の多い食生活などから、若い人でも充分になり得る症状です。

腰痛の症状は様々な要因が考えられるのですが、高血圧と腰痛症状の関連性について考えられるものは血行不良や肥満が挙げられます。

高血圧の原因には、病気との関係があり原因がはっきりしている二次性高血圧(10パーセント)と、生活習慣が関係していて原因がはっきり特定できない本態性高血圧(90パーセント)の二種類があります。

本態性高血圧の原因は特定できないにしても、脂肪分の多い食事・運動不足による肥満・塩分過多・喫煙・過度の飲酒などの生活習慣が深く関係していることが考えられ、これは動脈硬化・ドロドロ血液などの原因となり得ます。

動脈硬化・ドロドロ血液、また肥満による筋肉への過負担は、血流を悪くし酸素と栄養を供給しようとするために、心臓がより多くの必要血液を送り出そうとして圧が高まります。

血管に高い圧力が長期間かかると、血管の壁が厚くなり、しなやかさや弾力性が失われ血液の流れる道が狭くなります。これが「動脈硬化」です。

つまり高血圧になると腰の筋肉への血流も悪く、筋肉の疲労が回復しないまま蓄積されると、腰痛となる可能性が高くなります。

また、肥満による高血圧は、血流が良くても適正でない体重が腰の筋肉へ負荷をかける事となり、腰痛を引き起こします。
このように、高血圧は腰痛に繋がる要因の一つになっていると考えられます。

高血圧の改善は、生活習慣の改善から始めるべきなのですが、これで難しいのは、禁欲的生活をしないといけなくなることです。
この事がストレスになると、ストレスも腰痛の原因になることがあり難しい事です。

一度に全てを変えてしまう事は無理で、徐々に一つずつ改善していくようにしましょう。
極端なダイエットが成功しないように極端な生活習慣改善が難しいのは当たり前です。

医師と相談しながら、必要に応じて降圧治療薬を飲むことと並行しながら、生活改善に努めていきましょう。