妊婦の腰痛に効くストレッチ・運動

妊婦の腰痛に効くストレッチ・運動

妊娠後期になって胎児が大きくなってくると、おなかがせりだし、お尻は逆に後ろへ突き出した形になりますから、腰の反り返りが強くなり、体重を後ろにかける姿勢をとることになります。これは腰痛を起こしやすいスウェイバックという姿勢に近く、ちょっとしたバランスの崩れでも腰痛を起こすもとになります。また、出産後は分泌されたホルモンの影響で、骨盤がゆるい状態になっていますから、急に重いものをかかえたりすると腰痛を起こしやすいものです。
特にお産のたびに太る人は上体が重くなった上に骨盤がゆるんでいますから危険です。

妊娠中の対策:
①まず第一に、ときどき横になって休むことが大切です。
②一般には、病院などで指導している妊婦体操を行うように努めてください。
③健康な妊婦には水泳療法が効果的です。妊娠5~8ヶ月の間に行うと、腹筋を強くし、新陳代謝がよくなり、またお産の準備としても最適です(専門家の指導を受けるようにしましょう)

お産後の対策:
①腹筋を強くする運動を少しずつ始めて、筋力アップに努めましょう。お産のたびに太る人は、体重のコントロールが大切ですから、食事と運動のバランスに注意してください。
②赤ちゃんが眠っている間に、母親もいっしょに休息する心がけも、腰痛予防には必要です。

【産後前後の腰痛を防ぐストレッチ・運動】
あぐら体操:
股関節を柔軟にして、骨盤の筋肉を伸ばす運動です。
①あぐらを組んで背中を伸ばし、両手をひざを置き、ひざを下に押す。毎日、朝晩、1回ずつ行う。ほかの運動を組み入れるとさらに効果的です。

出産後の運動:
ゆるんだお腹を治すのに効果的な運動です。
①あお向けになり、ひざを軽く曲げ、上体を起こす。

※妊娠中はただでさえ体調の変化があって大変です。それに加えて、腰痛が起こると思うように動けずに、不安感が増してしまいます。これらの運動を無理しない程度に行うことで、腰痛対策になります。体調が悪いときは、決して無理して行わないでください。