腰痛から足の痛みが生じる事はある?

腰痛から足の痛みが生じる事はある?

腰痛がひどい上に足の痛みが生じる人もいるようですが、これらは大きな悩みではないでしょうか。やはり、痛みを感じるというのは誰しも辛いはずですし、腰や足というのは使う頻度も高いからこそ、悩みやすいはずです。では、腰痛と足の痛みというのは何か関わりがあるのでしょうか。

腰痛と足の痛みが生じている人は、坐骨神経痛の可能性があります。坐骨神経痛というのは、腰からお尻、そして足に痛みを感じるという特徴があるのです。腰から足にかけて、坐骨神経という部分があるのですが、この神経が何かしらの原因によって圧迫されることにより、痛みを感じるようになります。そのまま放置することでどんどん症状が悪化してしまい、歩行することが難しくなる場合もありますので非常に危険です。

では、腰痛と足の痛みが生じたからと言って、本当に坐骨神経痛が原因なのかと言うと、そうとは言い切れません。ただ、その可能性があるからこそ、坐骨神経痛の症状の特徴について把握しておくと良いでしょう。たとえば、腰を動かすことで足に痛みを感じたり、横になっている時でも足やお尻に痛みを感じる、短時間歩くだけでも歩くことが辛いと感じるほど痛みが強くなる、お尻がしびれるなどの症状が現れます。

では、もし坐骨神経痛だった場合、どのような治療法があるのかと言うと、薬を服用する方法があります。基本的には痛み止めや血管を拡張することで痛みを緩和する治療法などがあります。その他に、運動をしたりマッサージをすることで痛みを緩和するという方法もあります。その人の症状などにもよりますので、もし気になるのなら一度受診してみましょう。坐骨神経痛は放置する事で痛みがどんどん強くなるものですから、痛みに気付いた時点で受診することをオススメします。