腰痛の原因として、怒りという事は考えられるのでしょうか。実際に行われている研究結果によると、感情が腰痛に作用することもあるようです。怒りというのは負の感情だと言えますが、負の感情を抱え込む事により腰痛や背中に痛みを生じやすいというデータがあるようです。反対に、おおらかでストレスなどを感じにくい人、怒りを感じる事が少ない人は、腰痛が生じにくいと言われているようです。
また、ストレスを感じやすい人も腰痛が生じやすいようですが、人間はストレスを感じる事により、背中や腰などの筋肉が緊張状態に陥ってしまい、固まって痛みを生じやすくなるという話もあります。ストレスが解消されないと、そのまま筋肉が固まってしまって痛みはどんどん悪化する可能性があるのです。
もちろん、ストレスや怒りといった負の感情を抱かずに済めばそれが一番良いでしょうが、それはなかなか難しい事でしょう。しかし、ストレスを解消する方法は多々あります。自分がリラックスできる事を見つけて、出来るだけ毎日、できるだけ長い時間、そういったリラックスできる事を実践するという事が大切でしょう。
自分はストレスを感じやすい、イライラしやすいと思っている人は、腰痛が改善される可能性がありますので、ストレス解消を心がけてみて下さい。ただ、腰痛の原因は感情やストレスだけでなく、様々な要因が考えられますので、その他の原因についても考えてみて、自分に最も合うと思える方法を試してみましょう。